しごと自動化レシピ

WORK RECIPE Googleスプレッドシート

空欄も含めた固定項目数の受渡行を作る

JOINで3つの列位置を保った文字列を作ります。値のない第2列も区切りとして残し、後段で列位置を復元できるようにします。 小さな架空データと完成表を並べ、数式を入れる位置と判定の前提まで確認します。

項目1・項目2・項 → 受渡行(作業の流れを表す概念図)
実行確認の記録なし

公式資料を参照して構成した手順です。本記事の操作・コードの実行は未確認です。小さな入力例で期待結果を確かめてから利用してください。

できあがるもの

完成表の列は受渡行、結果は[["A||C"]]です。

始める前に

  • ブラウザー版Googleスプレッドシートの編集権限。新しい検証用ファイルを使い、実在の顧客情報は入力しません。
  • ファイルの地域は日本、英語の関数名・カンマ区切りの数式を使います。入力はA列から、結果はF2以降へ分離します。
入力例

A1から次の表を作ります。見出しは項目1・項目2・項目3、データ行は[["A", null, "C"]]です。数値は文字列にせず数値で入力します。

入力例を表で確認する
入力例
項目1項目2項目3
ANoneC

掲載手順と同じ小さな入力例です。まずは、この値で試してください。

手順

  1. 新しいシートのA1から入力表を置きます。入力表は最大5列なのでF列と重なりません。文字列の先頭ゼロが必要な場合は、その列をプレーンテキストにしてから入力してください。空欄は「空欄」という文字を入れず未入力にします。 日付・時刻・コードなど文字列として示した列は、先に表示形式をプレーンテキストに設定します。これでDATEVALUEやTIMEVALUEへ文字列を渡せ、日付の自動変換による型の違いを避けられます。
  2. F1から完成表の見出しを置き、F2へ次の式を1回入力します。右と下の展開先は空け、配列が返っても式を各行へコピーしません。
    =JOIN("|",A2:C2)
  3. JOINで3つの列位置を保った文字列を作ります。値のない第2列も区切りとして残し、後段で列位置を復元できるようにします。 式の中の固定値や条件は、この入力例の業務ルールです。実務へ移す前に同じルールを使えるか確認し、入力範囲を伸ばす場合は対応する各列を同じ行数にそろえます。
  4. 完成表の列は受渡行、結果は[["A||C"]]です。 表示桁数を増やすと端数が見える場合があります。式にROUNDがあるものはその桁で丸め、比率は百分率表示の有無に注意して値そのものを比べてください。
  5. 値に区切り文字|が入る場合は曖昧になります。正式なCSV出力ではなく、区切りを含まない固定仕様の受け渡しに限定します。 元の入力表を残し、条件を1つだけ変えたコピーでも結果の変化を確かめます。確定資料が必要なときは、計算結果を別シートへ値のみ貼り付けて保存してください。
    できあがる結果を表で確認する
    できあがる結果
    受渡行
    A||C

    JOINで3つの列位置を保った文字列を作ります。値のない第2列も区切りとして残し、後段で列位置を復元できるようにします。

期待結果と照合する

完成表の列は受渡行、結果は[["A||C"]]です。

まずこの入力例で確認し、件数や値が一致しているかを見ます。完了表示だけで判断せず、重複・空欄・対象外データも残っていないか確認してください。

うまくいかないとき

  • 値に区切り文字|が入る場合は曖昧になります。正式なCSV出力ではなく、区切りを含まない固定仕様の受け渡しに限定します。
  • Googleの実画面での数式実行は未確認です。構文の公式資料を参照し、少量データで完成表と照合してから本番へ適用します。

止める・元に戻す

F2の数式を削除すると配列全体も消えます。F1以降に追加した見出しを除去し、テストで変えた入力を元の値へ戻します。入力表自体を数式の出力で上書きしないでください。

公式資料・対応範囲

参照日:2026-10-19。公式資料の一般的な機能説明と、本記事固有の入力例の実行検証は別です。実務での短縮時間や効果は未計測です。

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