しごと自動化レシピ

WORK RECIPE Power Automate Desktop

PADで連続する測定値の前回差を出す

前の値を別変数で持ち、現在値との差を計算します。先頭には前回がないため計算せず、順序を保った変化量を表示します。

測定値の例 → 現在値の結果(作業の流れを表す概念図)
実行確認の記録なし

公式資料を参照して構成した手順です。本記事の操作・コードの実行は未確認です。小さな入力例で期待結果を確かめてから利用してください。

できあがるもの

差は4、-3の順(先頭の10には差を付けない)。GUIでの実機実行確認は未実施の手順例です。

始める前に

  • Windows版Power Automate for desktopでクラシック形式の変数を使う新規の検証フローを作れること。Power Fx有効フローでは式の入力方法が異なります。
  • 架空の少量データを用いた作業です。本番のファイル・宛先・認証情報を入れず、入力と期待結果を見比べてから業務条件へ置き換えます。
入力例

Valuesは数値10,14,11。

入力例を表で確認する
入力例
測定値
10
14
11

掲載手順と同じ小さな入力例です。まずは、この値で試してください。

手順

  1. 新しい検証用デスクトップフローを作り、クラシック形式で入力例を用意します。文字列は「変数の設定」、数値は数値として設定し、リストは「新しいリストの作成」と「項目をリストに追加」で入力順に登録します。データテーブルは「新しいデータテーブルの作成」の編集画面で列と行を用意します。 Valuesは数値10,14,11。真偽値の変数はTrueという文字列ではなく、%True%または%False%の式で設定します。
  2. HasPreviousをFalse、Previousを0へ設定して、ValuesをFor eachで走査します。HasPreviousがTrueの場合だけDeltaを%CurrentItem - Previous%へ設定して表示します。
  3. 各ループの末尾でPreviousをCurrentItemへ更新し、HasPreviousをTrueにします。差を出す前にPreviousを更新すると常に0になるので順序を守ります。
  4. 末尾に「メッセージを表示」を置き、指定の結果変数を表示します。必要なら途中のアクションへブレークポイントを置いて変数の値と型を確認します。期待する結果は次のとおりです。 差は4、-3の順(先頭の10には差を付けない)
    できあがる結果を表で確認する
    できあがる結果
    現在値前回差
    144
    11-3

    前の値を別変数で持ち、現在値との差を計算します。先頭には前回がないため計算せず、順序を保った変化量を表示します。。図の表はこの記事の架空入力と処理結果を対応させています。

期待結果と照合する

差は4、-3の順(先頭の10には差を付けない)。GUIでの実機実行確認は未実施の手順例です。

まずこの入力例で確認し、件数や値が一致しているかを見ます。完了表示だけで判断せず、重複・空欄・対象外データも残っていないか確認してください。

うまくいかないとき

  • 入力順が時系列である前提です。並べ替え済みでない測定列をそのまま使いません。
  • 例と違う値や欠損が来た場合の扱いは業務側で決めます。結果を原本へ自動で書き戻す構成にせず、確認用の出力として扱ってください。

止める・元に戻す

実行を終了して、今回新しく作った検証用プログラムまたは検証フローだけを片付けます。例は画面や実行履歴への出力のみで、既存データを変更せず外部へも送信しません。

公式資料・対応範囲

参照日:2026-10-19。公式資料の一般的な機能説明と、本記事固有の入力例の実行検証は別です。実務での短縮時間や効果は未計測です。

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