公式資料を参照して構成した手順です。本記事の操作・コードの実行は未確認です。小さな入力例で期待結果を確かめてから利用してください。
できあがるもの
初回は3つの空フォルダを作成し、Createdに3件を表示する想定。再実行では作成をスキップしCreatedは空。エラー時は成功済み一覧とエラーを表示して停止する。実機未検証の手順。
始める前に
- WindowsのPower Automate for desktopを利用できるアカウント。組織の利用条件・ライセンスと保存先の権限を確認する。
- 個人情報を含まない練習用フォルダを用意する。手動で開始し、本番フォルダや同期先を選ばない。
入力例
親フォルダC:\RecipeLab\projectsは空にする。作成名はcase-A、case-B、case-Cの3件を固定リストにする。
手順
- 「変数の設定」でRootをC:\RecipeLab\projectsとする。「新しいリストの作成」でNamesを作り、case-A、case-B、case-Cを登録する。For eachの前に、もう一つ「新しいリストの作成」で空のCreatedを初期化する。外部入力は使わない。
- 「ブロックエラー発生時(On block error)」を配置してFor each全体を囲む。エラー処理は再試行なし、「フローの実行を続行」から「ラベルに移動」を選び、移動先Failedを指定する。各アクション固有のエラー設定は既定のままにして、ブロック側で処理する。
- ブロック内のFor eachでNamesを処理する。「フォルダーが存在する場合」でRootとCurrentItemを結合したパスを調べ、既存なら作成しない。存在しない場合だけ「フォルダーの作成」で親Root・名前CurrentItemを指定する。
- フォルダー作成が成功した直後にだけ「項目をリストに追加」でCurrentItemをCreatedへ追加する。既存の分岐は追加しない。For eachとエラーブロックを閉じ、通常完了時はCreatedを改行で結合して表示し、「フローを停止する」を置く。
- 通常完了の停止アクションより後、エラーブロックの外へ「ラベル」Failedを置く。その下で「最後のエラーを取得」によりエラーを取得し、Createdを改行で結合する。エラーのMessageと成功済みの一覧をメッセージ表示してから「フローを停止する」。失敗箇所の次の作成には進まない。
- 初回を手動実行し、成功時または失敗時のCreatedとエラー表示を検証メモへ控える。再実行するとCreatedは空へ初期化されるので、再実行の前に必ず初回記録を保存する。フォルダ作成直後に記録追加が失敗した場合は、実フォルダの存在も照合する。
- 同じフローを再実行し、初回に作られた3フォルダは既存としてスキップされCreatedが空になるかを確認する。戻すときは保存した初回記録と実フォルダを照合し、今回作成した空フォルダだけを削除する。共有先へ広げる前に権限を確認する。
期待結果と照合する
初回は3つの空フォルダを作成し、Createdに3件を表示する想定。再実行では作成をスキップしCreatedは空。エラー時は成功済み一覧とエラーを表示して停止する。実機未検証の手順。
まずこの入力例で確認し、件数や値が一致しているかを見ます。完了表示だけで判断せず、重複・空欄・対象外データも残っていないか確認してください。
うまくいかないとき
- 既存フォルダを再利用するとき、中にある過去資料を処理対象に含めないよう別途管理する。
- 外部の案件名を使う場合は予約名・禁止文字・パスの逸脱対策を追加する必要がある。
止める・元に戻す
再実行前に控えた初回Createdの記録と実フォルダを照合し、今回作った空フォルダだけをエクスプローラーで削除する。記録と実態に差があれば確認してから判断し、既存フォルダや内容のあるものは削除しない。
公式資料・対応範囲
参照日:2026-10-17。公式資料の一般的な機能説明と、本記事固有の入力例の実行検証は別です。実務での短縮時間や効果は未計測です。