公式資料を参照して構成した手順です。本記事の操作・コードの実行は未確認です。小さな入力例で期待結果を確かめてから利用してください。
できあがるもの
coalesceを使う本手順ではE01のみ未設定に変わる想定。E02は空文字を保持する。クラウドフローの実行検証は未実施。
始める前に
- Power Automateのクラウドフローを作成できるアカウント。組織の環境ポリシーと契約上の利用条件を確認する。
- 手動トリガーの検証用フローを使う。外部コネクタや実メール送信は追加しない。データ操作の出力は実行履歴内で確認する。
入力例
[{"id":"E01","dept":null},{"id":"E02","dept":""},{"id":"E03","dept":"営業"}]
手順
- 手動トリガーの検証フローへComposeを置きInputとする。サンプル配列を入力し、nullは引用符で囲まずJSONのnullとして記述する。氏名や実際の社員番号は使わない。
- 「選択」を追加しFromにInputの出力を指定する。キーidにはitem()?['id']、キーdept_displayにはcoalesce(item()?['dept'],'未設定')の式を入力する。
- アクションをDisplayRowsと命名し保存する。coalesceは空文字を自動で置き換える目的ではないことを、今回のE02のサンプルで確認できるようにする。
- テスト実行の履歴でE01の表示が未設定、E02は空文字のまま、E03は営業のままかを確認する。deptの元データを更新するアクションは置かない。
- 空文字も未設定にそろえる方針なら、別コピーでif(empty(item()?['dept']),'未設定',item()?['dept'])を試し、期待値の変化を確認する。表示ルールと原データ品質の改善を別の作業として記録する。
期待結果と照合する
coalesceを使う本手順ではE01のみ未設定に変わる想定。E02は空文字を保持する。クラウドフローの実行検証は未実施。
まずこの入力例で確認し、件数や値が一致しているかを見ます。完了表示だけで判断せず、重複・空欄・対象外データも残っていないか確認してください。
うまくいかないとき
- 文字列の'null'とJSONのnullは別物。入力データの型を実行履歴で確認する。
- 代替表示で未設定が隠れたままになる場合がある。元データの修正依頼は別途行う。
止める・元に戻す
実行を終え、検証用フローをオフにする。不要になったらそのフローだけを削除する。外部コネクタを使わないため業務データの復元は発生しない。
公式資料・対応範囲
参照日:2026-10-17。公式資料の一般的な機能説明と、本記事固有の入力例の実行検証は別です。実務での短縮時間や効果は未計測です。