公式資料を参照して構成した手順です。本記事の操作・コードの実行は未確認です。小さな入力例で期待結果を確かめてから利用してください。
できあがるもの
抽出結果はO02・O03の2件になる想定。金額10000は対象に含める。実行環境でのテストはまだ実施していない。
始める前に
- Power Automateのクラウドフローを作成できるアカウント。組織の環境ポリシーと契約上の利用条件を確認する。
- 手動トリガーの検証用フローを使う。外部コネクタや実メール送信は追加しない。データ操作の出力は実行履歴内で確認する。
入力例
[{"id":"O01","yen":9999},{"id":"O02","yen":10000},{"id":"O03","yen":15000}]
手順
- 手動トリガーにComposeを接続し、名前Inputでサンプル配列を入力する。yenは引用符なしの整数として入力し、今回は税込か税抜かを計算せず同じ定義の日本円だけを扱う。
- 「アレイのフィルター処理」のFromにInputの出力を指定する。左側の式はitem()?['yen']、比較は「以上」、右側は数値10000にする。文字列の辞書順で比較していないか確認する。
- 抽出アクションをLargeOrdersと命名する。Composeにlength(body('LargeOrders'))を入れ、さらに必要なら別の「選択」でidとyenの2列だけを確認用に取り出す。
- フローを保存して手動テストする。実行履歴で10000ちょうどのO02が含まれ、9999のO01が除かれることを見る。比較演算子が「より大きい」になっていないかを境界値で確かめる。
- 本番接続前に欠落値・数値でない文字列・複数通貨のサンプルを別に用意する。これらを無理に0へ変換せず検査エラーとして分離する方針を決める。このフローは承認を自動実行しない。
期待結果と照合する
抽出結果はO02・O03の2件になる想定。金額10000は対象に含める。実行環境でのテストはまだ実施していない。
まずこの入力例で確認し、件数や値が一致しているかを見ます。完了表示だけで判断せず、重複・空欄・対象外データも残っていないか確認してください。
うまくいかないとき
- 金額文字列100,000などをそのまま数値と比較しない。取り込み時の型と小数点仕様を確認する。
- しきい値抽出は経理規程や承認判断を置き換えない。業務の適用範囲を別に決める。
止める・元に戻す
実行を終え、検証用フローをオフにする。不要になったらそのフローだけを削除する。外部コネクタを使わないため業務データの復元は発生しない。
公式資料・対応範囲
参照日:2026-10-17。公式資料の一般的な機能説明と、本記事固有の入力例の実行検証は別です。実務での短縮時間や効果は未計測です。