公式資料を参照して構成した手順です。本記事の操作・コードの実行は未確認です。小さな入力例で期待結果を確かめてから利用してください。
できあがるもの
実行ログのJSON配列は[["A",0],["C",1],["B",1],["D",2]]です。完成表の列順はID・深さです。
始める前に
- Googleアカウントで新しいApps Scriptプロジェクトを作成し、V8ランタイムを使用します。対象はエディタで手動実行する通常の関数です。
- このコードはLoggerとJavaScriptの標準機能だけを使います。シートID、APIキー、トリガー、メール送信権限は不要です。
入力例
シートからは読み取りません。コード内のinputが入力表で、列順はID・親IDです。架空の値は[["C", "A"], ["A", ""], ["B", "A"], ["D", "B"]]です。
| ID | 親ID |
|---|---|
| C | A |
| A | |
| B | A |
| D | B |
掲載手順と同じ小さな入力例です。まずは、この値で試してください。
手順
- 新しい検証用Apps Scriptプロジェクトを開きます。既存の業務コードやトリガーには追加せず、下の関数だけを貼り付けて保存します。実在の顧客・案件・金額は使わず、まず記載の入力例のまま進めます。
- 次の関数はinputを元にoutputを組み立て、完成表の各行をJSON配列としてログに出します。実行する関数名はrunRecipeです。
function runRecipe() { const input = [["C","A"],["A",""],["B","A"],["D","B"]]; const children=new Map(); for(const [id,parent] of input){if(!children.has(parent))children.set(parent,[]);children.get(parent).push(id);} const output=[],visited=new Set(); function walk(parent,depth){for(const id of children.get(parent)||[]){if(visited.has(id))throw new Error('重複または循環');visited.add(id);output.push([id,depth]);walk(id,depth+1);}} walk('',0);if(visited.size!==input.length)throw new Error('親不明または循環'); Logger.log(JSON.stringify(output)); } - 親IDから子のリストを作り、根から深さ優先で訪ねます。入力順を兄弟順として保ち、親のない行や循環で見落としたデータを最後に検出します。 エディタの関数選択でrunRecipeを選んで1回実行し、実行ログを開いてください。シートへの書き込みは行わないため、ファイル一覧やセルを探す必要はありません。
- 実行ログのJSON配列は[["A",0],["C",1],["B",1],["D",2]]です。完成表の列順はID・深さです。 行の順序と値を両方照合します。この例は日時にローカルの現在時刻を使わないため、別の日に同じ入力で再実行しても同じ結果を得る設計です。
- 空文字を根の親IDに使い、IDは一意で空文字以外とします。極端に深い木では再帰上限に達するため、少数の階層を確認する例に限定します。 実務へ広げる場合は入力件数と型を検証し、空配列・境界・重複などの業務ルールを先に決めます。入力例を変える際は元のコードを控え、1項目ずつ結果を比べます。
できあがる結果を表で確認する できあがる結果 ID 深さ A 0 C 1 B 1 D 2 親IDから子のリストを作り、根から深さ優先で訪ねます。入力順を兄弟順として保ち、親のない行や循環で見落としたデータを最後に検出します。
期待結果と照合する
実行ログのJSON配列は[["A",0],["C",1],["B",1],["D",2]]です。完成表の列順はID・深さです。
まずこの入力例で確認し、件数や値が一致しているかを見ます。完了表示だけで判断せず、重複・空欄・対象外データも残っていないか確認してください。
うまくいかないとき
- 空文字を根の親IDに使い、IDは一意で空文字以外とします。極端に深い木では再帰上限に達するため、少数の階層を確認する例に限定します。
- Google接続済み環境での実行は未確認です。JavaScriptの構文確認やローカル計算確認は、Googleの実行環境と権限の確認の代わりにはなりません。
止める・元に戻す
関数を実行してもシート・メール・外部サービスは変更しません。追加したrunRecipe関数とテスト用プロジェクトを不要に応じて削除してください。ログに機密値を入れないことを前提とします。
公式資料・対応範囲
参照日:2026-10-19。公式資料の一般的な機能説明と、本記事固有の入力例の実行検証は別です。実務での短縮時間や効果は未計測です。