しごと自動化レシピ

WORK RECIPE GAS

固定幅の受渡行を列定義どおりに分解する

先頭2文字を区分、次の4文字を数量、最後の2文字を状態に切り分けます。区切り文字のない固定幅データの列位置を明示した例です。 外部送信やシート更新をせず、コード内の架空データから完成表のJSONを作ります。

固定幅行 → 区分・数量・状態(作業の流れを表す概念図)
実行確認の記録なし

公式資料を参照して構成した手順です。本記事の操作・コードの実行は未確認です。小さな入力例で期待結果を確かめてから利用してください。

できあがるもの

実行ログのJSON配列は[["AB",12,"OK"]]です。完成表の列順は区分・数量・状態です。

始める前に

  • Googleアカウントで新しいApps Scriptプロジェクトを作成し、V8ランタイムを使用します。対象はエディタで手動実行する通常の関数です。
  • このコードはLoggerとJavaScriptの標準機能だけを使います。シートID、APIキー、トリガー、メール送信権限は不要です。
入力例

シートからは読み取りません。コード内のinputが入力表で、列順は固定幅行です。架空の値は[["AB0012OK"]]です。

入力例を表で確認する
入力例
固定幅行
AB0012OK

掲載手順と同じ小さな入力例です。まずは、この値で試してください。

手順

  1. 新しい検証用Apps Scriptプロジェクトを開きます。既存の業務コードやトリガーには追加せず、下の関数だけを貼り付けて保存します。実在の顧客・案件・金額は使わず、まず記載の入力例のまま進めます。
  2. 次の関数はinputを元にoutputを組み立て、完成表の各行をJSON配列としてログに出します。実行する関数名はrunRecipeです。
    function runRecipe() {
      const input = [["AB0012OK"]];
      const output=input.map(([s])=>{if(s.length!==8)throw new Error('固定幅8文字');return [s.slice(0,2),Number(s.slice(2,6)),s.slice(6,8)];});
      Logger.log(JSON.stringify(output));
    }
  3. 先頭2文字を区分、次の4文字を数量、最後の2文字を状態に切り分けます。区切り文字のない固定幅データの列位置を明示した例です。 エディタの関数選択でrunRecipeを選んで1回実行し、実行ログを開いてください。シートへの書き込みは行わないため、ファイル一覧やセルを探す必要はありません。
  4. 実行ログのJSON配列は[["AB",12,"OK"]]です。完成表の列順は区分・数量・状態です。 行の順序と値を両方照合します。この例は日時にローカルの現在時刻を使わないため、別の日に同じ入力で再実行しても同じ結果を得る設計です。
  5. ASCII8文字で数量部分が数字という入力仕様です。全角やバイト数基準の固定長ファイルには流用せず、数量の正規表現検査も実務化で追加します。 実務へ広げる場合は入力件数と型を検証し、空配列・境界・重複などの業務ルールを先に決めます。入力例を変える際は元のコードを控え、1項目ずつ結果を比べます。
    できあがる結果を表で確認する
    できあがる結果
    区分数量状態
    AB12OK

    先頭2文字を区分、次の4文字を数量、最後の2文字を状態に切り分けます。区切り文字のない固定幅データの列位置を明示した例です。

期待結果と照合する

実行ログのJSON配列は[["AB",12,"OK"]]です。完成表の列順は区分・数量・状態です。

まずこの入力例で確認し、件数や値が一致しているかを見ます。完了表示だけで判断せず、重複・空欄・対象外データも残っていないか確認してください。

うまくいかないとき

  • ASCII8文字で数量部分が数字という入力仕様です。全角やバイト数基準の固定長ファイルには流用せず、数量の正規表現検査も実務化で追加します。
  • Google接続済み環境での実行は未確認です。JavaScriptの構文確認やローカル計算確認は、Googleの実行環境と権限の確認の代わりにはなりません。

止める・元に戻す

関数を実行してもシート・メール・外部サービスは変更しません。追加したrunRecipe関数とテスト用プロジェクトを不要に応じて削除してください。ログに機密値を入れないことを前提とします。

公式資料・対応範囲

参照日:2026-10-19。公式資料の一般的な機能説明と、本記事固有の入力例の実行検証は別です。実務での短縮時間や効果は未計測です。

同じツールで試す

GASの記事一覧へ →