公式資料を参照して構成した手順です。本記事の操作・コードの実行は未確認です。小さな入力例で期待結果を確かめてから利用してください。
できあがるもの
実行ログのJSON配列は[["A",4],["B",2],["C",1]]です。完成表の列順は区分・配分数です。
始める前に
- Googleアカウントで新しいApps Scriptプロジェクトを作成し、V8ランタイムを使用します。対象はエディタで手動実行する通常の関数です。
- このコードはLoggerとJavaScriptの標準機能だけを使います。シートID、APIキー、トリガー、メール送信権限は不要です。
入力例
シートからは読み取りません。コード内のinputが入力表で、列順は区分・重みです。架空の値は[["A", 5], ["B", 3], ["C", 2]]です。
| 区分 | 重み |
|---|---|
| A | 5 |
| B | 3 |
| C | 2 |
掲載手順と同じ小さな入力例です。まずは、この値で試してください。
手順
- 新しい検証用Apps Scriptプロジェクトを開きます。既存の業務コードやトリガーには追加せず、下の関数だけを貼り付けて保存します。実在の顧客・案件・金額は使わず、まず記載の入力例のまま進めます。
- 次の関数はinputを元にoutputを組み立て、完成表の各行をJSON配列としてログに出します。実行する関数名はrunRecipeです。
function runRecipe() { const input = [["A",5],["B",3],["C",2]]; const total=7, sum=input.reduce((s,r)=>s+r[1],0); const work=input.map((r,i)=>({id:r[0],i,base:Math.floor(total*r[1]/sum),rem:total*r[1]/sum%1})); let left=total-work.reduce((s,r)=>s+r.base,0); const ranked=[...work].sort((a,b)=>b.rem-a.rem||a.i-b.i); for(let i=0;i<left;i++) ranked[i].base++; const output=work.map(r=>[r.id,r.base]); Logger.log(JSON.stringify(output)); } - 総数7を重み5対3対2で配り、切り捨て後の余り1を剰余の大きい区分へ加えます。端数の大きさが同じ場合は入力順で決めるルールです。 エディタの関数選択でrunRecipeを選んで1回実行し、実行ログを開いてください。シートへの書き込みは行わないため、ファイル一覧やセルを探す必要はありません。
- 実行ログのJSON配列は[["A",4],["B",2],["C",1]]です。完成表の列順は区分・配分数です。 行の順序と値を両方照合します。この例は日時にローカルの現在時刻を使わないため、別の日に同じ入力で再実行しても同じ結果を得る設計です。
- 総数は非負整数、重みは正数の合計を持つ非負数に限定します。公平性の普遍的な答えではなく、この配分方式を採用する前提の処理例です。 実務へ広げる場合は入力件数と型を検証し、空配列・境界・重複などの業務ルールを先に決めます。入力例を変える際は元のコードを控え、1項目ずつ結果を比べます。
できあがる結果を表で確認する できあがる結果 区分 配分数 A 4 B 2 C 1 総数7を重み5対3対2で配り、切り捨て後の余り1を剰余の大きい区分へ加えます。端数の大きさが同じ場合は入力順で決めるルールです。
期待結果と照合する
実行ログのJSON配列は[["A",4],["B",2],["C",1]]です。完成表の列順は区分・配分数です。
まずこの入力例で確認し、件数や値が一致しているかを見ます。完了表示だけで判断せず、重複・空欄・対象外データも残っていないか確認してください。
うまくいかないとき
- 総数は非負整数、重みは正数の合計を持つ非負数に限定します。公平性の普遍的な答えではなく、この配分方式を採用する前提の処理例です。
- Google接続済み環境での実行は未確認です。JavaScriptの構文確認やローカル計算確認は、Googleの実行環境と権限の確認の代わりにはなりません。
止める・元に戻す
関数を実行してもシート・メール・外部サービスは変更しません。追加したrunRecipe関数とテスト用プロジェクトを不要に応じて削除してください。ログに機密値を入れないことを前提とします。
公式資料・対応範囲
参照日:2026-10-19。公式資料の一般的な機能説明と、本記事固有の入力例の実行検証は別です。実務での短縮時間や効果は未計測です。