公式資料を参照して構成した手順です。本記事の操作・コードの実行は未確認です。小さな入力例で期待結果を確かめてから利用してください。
できあがるもの
実行ログのJSON配列は[["A",0,3],["B",3,7],["C",3,5],["D",7,8]]です。完成表の列順は作業・最早開始・最早終了です。
始める前に
- Googleアカウントで新しいApps Scriptプロジェクトを作成し、V8ランタイムを使用します。対象はエディタで手動実行する通常の関数です。
- このコードはLoggerとJavaScriptの標準機能だけを使います。シートID、APIキー、トリガー、メール送信権限は不要です。
シートからは読み取りません。コード内のinputが入力表で、列順は作業・所要分・前提です。架空の値は[["A", 3, ""], ["B", 4, "A"], ["C", 2, "A"], ["D", 1, "B,C"]]です。
| 作業 | 所要分 | 前提 |
|---|---|---|
| A | 3 | |
| B | 4 | A |
| C | 2 | A |
| D | 1 | B,C |
掲載手順と同じ小さな入力例です。まずは、この値で試してください。
手順
- 新しい検証用Apps Scriptプロジェクトを開きます。既存の業務コードやトリガーには追加せず、下の関数だけを貼り付けて保存します。実在の顧客・案件・金額は使わず、まず記載の入力例のまま進めます。
- 次の関数はinputを元にoutputを組み立て、完成表の各行をJSON配列としてログに出します。実行する関数名はrunRecipeです。
function runRecipe() { const input = [["A",3,""],["B",4,"A"],["C",2,"A"],["D",1,"B,C"]]; const ends=new Map(), pending=input.map(r=>[...r]), output=[]; while(pending.length){const i=pending.findIndex(r=>!r[2]||r[2].split(',').every(id=>ends.has(id)));if(i<0)throw new Error('依存関係不正');const [id,duration,raw]=pending.splice(i,1)[0];const start=raw?Math.max(...raw.split(',').map(id=>ends.get(id))):0;ends.set(id,start+duration);output.push([id,start,start+duration]);} Logger.log(JSON.stringify(output)); } - 前提タスクの終了時刻の最大値を次の開始にします。BとCはAの後で並列に進められ、Dは遅い方のBを待って7分から始める例です。 エディタの関数選択でrunRecipeを選んで1回実行し、実行ログを開いてください。シートへの書き込みは行わないため、ファイル一覧やセルを探す必要はありません。
- 実行ログのJSON配列は[["A",0,3],["B",3,7],["C",3,5],["D",7,8]]です。完成表の列順は作業・最早開始・最早終了です。 行の順序と値を両方照合します。この例は日時にローカルの現在時刻を使わないため、別の日に同じ入力で再実行しても同じ結果を得る設計です。
- 資源が無制限で同時実行可能という前提です。最遅開始や余裕時間までは計算しないため、完全な工程管理システムではありません。 実務へ広げる場合は入力件数と型を検証し、空配列・境界・重複などの業務ルールを先に決めます。入力例を変える際は元のコードを控え、1項目ずつ結果を比べます。
できあがる結果を表で確認する できあがる結果 作業 最早開始 最早終了 A 0 3 B 3 7 C 3 5 D 7 8 前提タスクの終了時刻の最大値を次の開始にします。BとCはAの後で並列に進められ、Dは遅い方のBを待って7分から始める例です。
期待結果と照合する
実行ログのJSON配列は[["A",0,3],["B",3,7],["C",3,5],["D",7,8]]です。完成表の列順は作業・最早開始・最早終了です。
まずこの入力例で確認し、件数や値が一致しているかを見ます。完了表示だけで判断せず、重複・空欄・対象外データも残っていないか確認してください。
うまくいかないとき
- 資源が無制限で同時実行可能という前提です。最遅開始や余裕時間までは計算しないため、完全な工程管理システムではありません。
- Google接続済み環境での実行は未確認です。JavaScriptの構文確認やローカル計算確認は、Googleの実行環境と権限の確認の代わりにはなりません。
止める・元に戻す
関数を実行してもシート・メール・外部サービスは変更しません。追加したrunRecipe関数とテスト用プロジェクトを不要に応じて削除してください。ログに機密値を入れないことを前提とします。
公式資料・対応範囲
参照日:2026-10-19。公式資料の一般的な機能説明と、本記事固有の入力例の実行検証は別です。実務での短縮時間や効果は未計測です。