しごと自動化レシピ

WORK RECIPE Power Automate

Power Automateで出荷確認に必要な列だけを取り出す

多くの項目を持つ注文データから、出荷確認に必要な項目だけに絞ります。氏名やメールを含めない確認用スキーマを作り、下流のCSVや表に不要な列を渡さないようにします。

実行確認の記録なし

公式資料を参照して構成した手順です。本記事の操作・コードの実行は未確認です。小さな入力例で期待結果を確かめてから利用してください。

できあがるもの

確認用出力は注文番号・商品コード・数量だけの2レコード。数量は2と1。クラウドフローでの実機確認は未実施。

始める前に

  • Power Automateのクラウドフローを作成できるアカウント。組織の環境ポリシーと契約上の利用条件を確認する。
  • 手動トリガーの検証用フローを使う。外部コネクタや実メール送信は追加しない。データ操作の出力は実行履歴内で確認する。
入力例

[{"order":"O01","sku":"P10","qty":2,"email":"sample@example.com"},{"order":"O02","sku":"P20","qty":1,"email":"dummy@example.com"}]

手順

  1. 手動トリガーの検証フローへComposeを追加しInputと命名する。架空データの配列を入力し、実顧客の連絡先で試さない。メールアドレスは処理から外す対象の例にすぎない。
  2. 「データ操作-選択」を追加する。FromへInputの出力、マッピングのキーを注文番号・商品コード・数量とする。値は順にitem()?['order']、item()?['sku']、item()?['qty']の式を設定する。
  3. 選択アクションをDeliveryFieldsと命名する。元オブジェクト全体を値として渡さず、必要な値だけを明示する。数量を文字列へ変換する式は入れず、数値のまま保持する。
  4. 保存してテストし、実行履歴のDeliveryFields出力が2要素の配列で、各要素が指定した3キーだけを持つことを確認する。emailというキーも値も出力に残らないことを見る。
  5. この配列を表やファイルにする場合は、出力アクションでも列を明示的に固定する。Inputの実行履歴には元データが残るため、この加工だけで入力履歴が匿名化されると考えない。

期待結果と照合する

確認用出力は注文番号・商品コード・数量だけの2レコード。数量は2と1。クラウドフローでの実機確認は未実施。

まずこの入力例で確認し、件数や値が一致しているかを見ます。完了表示だけで判断せず、重複・空欄・対象外データも残っていないか確認してください。

うまくいかないとき

  • Selectは元データの削除ではない。入力と実行履歴に不要情報を入れない運用も必要。
  • 配列を文字列で渡すとSelectのFromでエラーになる。出力型を確認する。

止める・元に戻す

実行を終え、検証用フローをオフにする。不要になったらそのフローだけを削除する。外部コネクタを使わないため業務データの復元は発生しない。

公式資料・対応範囲

参照日:2026-10-17。公式資料の一般的な機能説明と、本記事固有の入力例の実行検証は別です。実務での短縮時間や効果は未計測です。

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